禁忌食のおはなし(キシリトール編)

2026年03月16日

キシリトールはショ糖と同等の甘さを持ちながらカロリーが40%ほど低いことや血糖値が上がりにくい成分であること、また虫歯予防作用があることから様々な食品や口腔内に使用するスプレー、歯磨き粉などに利用されています。

ヒトでは摂取後ゆっくりと消化吸収され、上手に代謝できる成分ですが、わんちゃんでは大きく異なります。

急激に吸収され、インスリンがグルコースを同量摂取したときと比較して6倍も放出されます。そのため摂取後20~40分ほどで重度の低血糖を起こしてしまいます。

キシリトールを100㎎/体重㎏摂取すると中毒を引き起こす可能性があります。

キシリトール入りのガム1粒には0.5~1.5g含有されているようですので、体重5㎏の子であれば1粒食べると中毒の危険性があります。

最も多い症状は嘔吐、沈鬱、衰弱です。低血糖を起こしているとふらつき、発作が見られることがあります。

食べてすぐで吐かせることができれば中毒のリスクを下げることができますが、30分以上たってしまっていると吸収されていると判断され、中毒に備えなければなりません。

低血糖発作や肝臓障害に注意しながら入院になる可能性があります。

まずは食べさせないことが大切になりますので、置きっぱなしにしない、届かないところに保管するなど、人が気を付けてあげましょう!

※わんちゃんのほか、ウサギさんでも同様に中毒を起こします。猫ちゃんでは中毒の報告は無いそうです!