2026年03月10日
巷で「ほめてしつける」という言葉が聞かれるようになってから、意外に年月がたったような気がします。
でもみなさんは本当の意味でのその“やりかた”をご存知でしょうか・・・
実は私がそう思うのは理由があります。
私が出会う多くの方が「ほめてしつける」という言葉を聞いたことがあったり、読んだことがあったりするのですが上手に実践できていないことが多いのです。
ですので今回は「ほめてしつける」際にポイントとなる点をお話しようと思います。
まず何より重要なことは・・・
ほめるとは声に出して伝えること!
して欲しい行動をしたときに「当たり」を知らせることなのです。
もともと褒め下手でシャイな日本人。
ただでさえ、声に出してほめたり感情を表したりすることが苦手です。
そのためあえて練習(訓練)しないとうまくできない方もいらっしゃいます。
特にこの練習は男性にとってはかなり高いハードルです。
そして多くの方がついついやってしまう、有効ではない点がもう一つ。
ほめるときにわんちゃんを触ってしまうことです。
もちろん良いことをしたら“よしよし”と撫でてその愛情を示したいというのはヒトの性。
そしてできた!と思った時は飼い主もうれしいのでどうしても強く撫でたり高速で触ったりしてしまいます。
ですがわんちゃんにとってはどうでしょう。
集中して行動しているときや飼い主の気を引こうと努力しているときには触ることで逆に集中をそいでしまったり、時には嫌がったりすることがあります。
イヌの世界では手(脚)で相手を触ったり撫でたりする行動はできませんね。
そのためイヌは撫でられることがほめられたことだと理解するのが難しいと考えられます。
(リラックスしているときに気持ちがよくなるようにナデナデすることは別です)
さてこの2つのポイントをまとめましょう。
ほめてしつけるときには単に「それであたり!」という言葉をわんちゃんにかけてあげます。
言葉は飼い主さんによってどんな単語でも良いでしょう。
例えば「イイコ!」「オリコウ!」「good!」「nice!」などなど・・・
個人的には「サイコー!」なんかもオススメです(笑)
このような単語を良い行動をとった時にすかさず、うれしそうに言ってあげましょう。
そうです、うれしそうにもポイントです!
飼い主さんがうれしいとわんちゃんもうれしいのです。
そのあとに極力静かに触ってあげてほしいと思います。
(そう!触ってはいけないわけではありません。)
「それであたり!」を伝えてから触ったり撫でたりしてみてください。
ちょっとした順番の違いでもわんちゃんには伝わりやすいと思いますよ。

